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日本の歯医者は抗生物質を出しすぎ!

日本の歯医者は、抗生物質を処方し過ぎ!正しい薬の出し方

SAFE セミナー2017 に参加したときの話の一部をシェアさせて頂きます。

・日本の歯医者は、抗生物質を処方し過ぎ!
親知らずの抜歯のときに抗生物質を処方する方法と インプラントのときに腫れを防止するために抗生物質を予防投与するときとでは意味が違います。

智歯周囲炎の病名で親知らずの抜歯を行う場合は、そこに炎症があり、細菌感染する可能性があるわけですから、抗生物質を投与するのは理解できます。

しかし、インプラントの場合はきれいなところに滅菌した とてもきれいなものを入れるわけですから、そもそも抗生物質を3日間出す意味があるのでしょうか?

親知らずを抜く場合でもインプラントの場合でも、術前には、プラークコントロールを行います。
これには歯ブラシやブラシコーンなどによる機械的清掃と、消毒薬によるケミカル・クリーニングがあります。
当然です。
口の中が汚れた状態で手術をするわけにいきませんから。

口の中がきれいな状態で手術をするので本来抗生物質(抗菌剤)は出さなくてよいはずです。
例外的に糖尿病の方のように感染に弱い方には出す必要があるかもしれません。
口の中が無菌になるわけではありませんから。

抜歯するときに、メイアクト、ロキソニン、ムコスタを3日分と ルーチンで処方している医院が結構あります。
その背景には、何と驚くことに3日分出さないといけないと厚労省の技官から指導されている、もっとわかりやすく言えば、3日分処方しないと、抜歯したのに抜歯自体を査定される、つまり保険点数として認めないという ぶっ倒れそうな状況があるためです。
そもそもロキソニンによる胃痛はムコスタでは防げません。

また、ロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、高齢者などで腎障害を引き起こす可能性もあります。
また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、抗血小板作用もあるので注意すべきです。
従って、鎮痛剤として第1選択にすべきものは、カロナールなどのアセトアミノフェンです。
しかし、アセトアミノフェンは鎮痛効果が少ないのではないか?という意見もあります。
これはアセトアミノフェンの処方の仕方を変えれば解決できます。
アセトアミノフェンは、1回に300 ~ 1000mg , 1日に900 ~ 4000mg 処方すべきです。
この薬は効き始めるのに時間がかかり、切れるのが早い、つまり半減期が早いという特徴があります。

また、通常処方されるロキソニン 60mg とカロナール 800mg が同じ程度の鎮痛効果と言われています。
そこで推奨される鎮痛剤の処方は下記になります。

カロナール100mg を1回4錠、1日4回。
先取り鎮痛のため、術前投薬が必須です。
これとは別にどうしても痛い時のために即効性のあるロキソニン(ロキソマリンなどのジェネリック医薬品もありますが、基本的に同じ出し方をします)を1回分処方します。

抗菌剤(抗菌薬、抗生物質)は、アモキシシリン、サワシリンなどのAMPCを第1選択にします。
メイアクトなどのセフェム系抗生物質に比べて、AMPC は体内への吸収スピードが早いです。
インプラントにおいては、抗菌薬は術前に1回のみの予防投与が原則です。
感染防御の低下があるなら長くても2日以内です。
3日以上の投与は長期投与となり、耐性菌が増加してしまう恐れがあります。

抗菌薬を処方するときに下痢防止で出すのは、ビオフェルミンR です。R がついているものを処方して下さい。
抗菌薬を処方すると、悪玉菌だけでなく、善玉菌である乳酸菌まで死んでしまいます。
ビオフェルミン自体が乳酸菌なのですが、 R がついていないものだと乳酸菌が死んでしまいます。
R は、resistance のR、つまり抗菌薬に対して抵抗力があるという意味です。

推奨されるお薬の出し方をまとめます。
※ インプラントの場合:
  アモキシシリン及びビオフェルミンR 1回分のみ 術前に内服
  カロナール100mg を1回4錠、
  インプラント術直後にカロナール100mg を1回4錠、
  以後6時間毎にカロナール100mg を1回4錠、2日分。
  ロキソニン(ロキソマリンなどのジェネリック医薬品でもOK)を頓服で1回分

※ 親知らずの抜歯など感染症の場合、
  基本的にインプラント手術の場合と同じ。
  ただし、感染防御機能の低下が懸念される場合は、抗菌薬は2日分処方する。
  2日後に必要なら追加処方する。

ただし、コントロールされている糖尿病の患者さんの場合は、3日分まで処方する。
コントロールされてない糖尿病の方は、一般の歯科医院で外科治療すべきではない。口腔外科に紹介する。

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